カナダを楽しむために目指していたツアーガイド、カナダを楽しむために辞めました

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こんにちは!!

現在、カナダワーホリ2ケ月半目のJasmineです♪

以前わたしは、カナダを思い切り楽しむために、カナダ有数の観光地・バンフにて、ツアーガイドを目指す!!と書きました。

ワーホリ2ケ国目だからこそぶち当たる壁、苦悩とは?それを乗り越える方法とは?
オーストラリアにて2年間のワーホリ後、2年半日本へ滞在し、現在カナダにて2ケ国目のワーホリを経験中のわたしがぶち当たった壁、苦悩がありま...

あれから研修に参加したり、いろいろなことを経て、いま。

わたしはカナダを楽しむために、ツアーガイドになることをやめました。

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わたしがツアーガイドになりたかった理由

そもそも、なぜわたしがカナダでツアーガイドになりたいと思ったか

それには、大きくわけて3つの理由がありました。

理由1:経験を生かしたかったから

カナダに来る前、わたしは沖縄の座間味(ざまみ)という島で、シュノーケリングガイド兼、島内の観光ガイドのお仕事をしていました。

そこでは、ホテルのツアー担当として、ホテルに宿泊しているお客さまに自分の大好きな島内の観光スポットをご紹介し、一緒に行きたいと言ってくださるお客さまがいたら、一緒に行き、一緒に楽しむというスタンスで働いていました。

自分が本当に大好きな場所をお客さまに紹介し、参加した方が皆笑顔になってくれるのが嬉しくて、とってもやりがいを感じていました

その経験から、ガイドというお仕事が自分に合っている、と強く感じ、せっかくカナダに来たのだから、その経験を生かしたお仕事がしたい!!!と思い、ガイドになりたいと思いました。

理由2 : 雄大な大自然を仕事として楽しめるなんて最高だから

わたしが座間味(ざまみ)島でガイドをしていたとき、わたしは自分で車を運転し、お客さまを観光スポットにお連れし、そこで歴史についてご説明したり、一緒に夕陽を見ながら語ったり、船長の運転する船でシュノーケリングのスポットまでお連れし、一緒に泳いでお魚についてご説明したり、ウミガメやエイに出会える場所までご案内し、一緒に泳いで感動を共有したりしました。

わたしはよく、お客さまから、「Jasmineさんが一番楽しんでいますね♪」と言われていました。

そのくらい、わたしはガイドというお仕事を、素晴らしい大自然を楽しんでいました。

それがお客さまにも伝わり、一緒に楽しめる喜び・・・

なんとも言えないくらい、幸せなお仕事だと感じていました。

そこにいるだけでパワーがみなぎり、そこにいる全員を笑顔にしてしまう大自然の魅力・・・

その魅力を伝えることこそ、現地のガイドのお仕事だと実感していましたし、仕事として、大自然をこんなにも楽しめる贅沢なお仕事は、他には決してないと強く感じました。

座間味をフェリーで去る際、お客さまが笑顔で、「また絶対に帰ってきます!!!」といってくださることで、わたしはガイドとして最高の喜びを感じていましたし、とてつもないやりがいを感じていました。

そのため、カナダでも同じように感じることが出来たら嬉しいと思い、現地ガイドのお仕事がしたいと思いました。

理由3 : 人一倍カナダを楽しみたかったから

わたしが座間味(ざまみ)島でガイドをしていたとき、お客さまにより多くの情報をお伝えするため、島の歴史や魚の名前、良いスポットなどを先輩ガイドや島の方に聞いて学びました(限られた期間でしたので、そこまで深く学ぶことは出来ませんでしたが・・・)。

そうすると、ひとつ知らなかったことを知るだけで、自分がいる座間味という島が、ただの「綺麗な島」ではなく、「いろいろな背景のある歴史ある島」に変わり、観光目線ではなく、「住人」目線で島を見ることができ、何倍も楽しめました(わたしの情報や知識は全く以って足りておらず、先輩ガイドから学ぶことばかりでしたが)。

その経験から、せっかくカナダに来たのなら、カナダの中でもっとも人気の高い観光地、バンフでツアーガイドになり、観光だけでは知り得ない、いろいろな情報を知り、より一層カナダを楽しみたい(楽しめるのでは?)と考え、カナダのバンフで、ツアーガイドになりたいと思いました。

わたしがツアーガイドになるのをやめた理由

このように、必死になろうとしていたツアーガイド。

それなのに、なぜやめたのか・・・

その理由を書いていきたいと思います。

理由1 : ストレスが多すぎる

わたしは今回、とあるツアー会社さんに所属し、実際に座学とツアー研修に参加しました。

そこで感じたのは、ストレスが多過ぎる!!!ということでした。

ストレス1:覚えることが多すぎる!!!

カナダのバンフでツアーガイドをやるのは、世界で2番目に難しいと言われています(ちなみに、一番難しいとされているのはスイスの山岳ガイドだそうです)。

その理由は、ロッキー山脈について覚える必要があるからです。

ロッキー山脈は、その名の通り、たくさんの山々が連なって出来ている山脈で、そのすべての山・湖の名前、名前の由来、歴史について暗記し、お客さまに伝える必要があります。

研修では、まるで辞書のような、ずっしりと重たい資料を渡され、それを2週間で覚えてくるよう言われます。

それを覚えたところで、自分の言葉に変えて説明する必要が出てくるため、相当な時間を要します。

と同時に、クラス4の運転免許取得の勉強をしなければいけないので、非常に大変な勉強量となります。

ストレス2 : いつデビュー出来るかわからない!!!

覚えたら、まず先輩ガイドの前で話すテストが行われます。

先輩ガイドのOKがもらえた時点で、晴れてデビューとなるのですが、問題なのが、どの段階でデビュー出来るか、判断基準がないということです。

ガイドは、長年やっているベテランの人から、ワーホリで来て、そのまま会社からビザをもらって残って働いている人など、雇用形態も雇用期間もそれぞれ異なります。

また、そのときに誰に教わったかによって得ている知識も変わってくるので、一人一人覚えている内容や、重要視していることが異なります。

「正解」というものがないため、そのときにテストをする先輩ガイドによって、デビュー出来るか出来ないかが変わってきます。

人によって、そのときの気分で判断する先輩ガイド、その人のことが好きか嫌いかで判断する先輩ガイドもいます。

そんなんじゃ、いつデビュー出来るかなんてわかりませんし、その人その人のエゴで判断されるなんて、やる気なくしちゃいますよね。

ストレス3 : 仕事と生活が安定しない!!!

バンフには、日系のツアー会社さんがたくさんありますが、どの会社さんに所属したとしても、研修中にお給料が発生するツアー会社さんはほぼありません。

これは、わたしが実際に何社か面接を受けて確認した情報、他社のガイドさんから聞いた情報をもとにしています。

ちなみに、わたしの所属していた会社さんは、シーズン終わりの10月まで、6ケ月間きちんと働いた場合に限り、研修分として幾らか出すといっていましたが、特に契約書は交わしていないので、実際のところはわかりません。

また、ほとんどのツアー会社さんは、日本のツアー会社さんから依頼を受け、カナダ(バンフ)でのツアーを請け負っています。

そのため、早くデビューしたとしても、日本のツアー会社さんからのオファーがなければ、お仕事はありません。

あったとしても、先輩ガイドに優先で振り分けられるので、忙しくないうちは、新人ガイドにお仕事がまわってくる機会は微々たるものです。

そうなると、忙しくなってくるまでの長期間、無給で過ごすことになります。

どんなに高いお金を払ってクラス4の免許を取り、一生懸命情報を暗記して先輩ガイドにOKをもらってデビューしたとしても、お仕事(お給料)はゼロです。

そんなんじゃ、生活は安定しません。

バンフは、家賃も物価も観光地価格で非常に高い(おそらく、カナダの他のところの2倍)なので、収入の面でやっていけずにツアー会社を辞める人、またはわたしのように、お仕事を掛け持ちしている人が多いです。

ストレス4 : いつの間にか補欠要員。「飼い殺し」の実態

わたしの場合、まずは生活の基盤をしっかりさせたかったので、会社の許可を得たうえで、セカンドジョブ(ほかのお仕事)をしつつ、ツアーガイド、そしてクラス4の免許取得の勉強を進めていました。

ある程度、1〜2ケ月は生活していけるくらいの生活費、クラス4の免許取得に掛かる資金が貯まったことで、わたしはツアーガイドのお仕事に集中するため、もうひとつのお仕事を辞めました(そちらのボスはカナディアンで、ツアーガイドを目指していることを話したら、応援してくれました)。

ある程度資金が貯まったら、ツアーガイド一本でやって行こう!!と思っていたし、会社側も、間に合えば6月からデビューで!!という話だったので、本気で挑もうと辞めたお仕事。

退職日も決まり、勉強に対してやる気が満ち溢れていたとき、突然会社の方に話があると言われ・・・

「デビューは9月から」

と言われました。

間に合えば、6月からと言われていたのに、話が違う!!!と思い、理由を聞いたら、思っていたよりも仕事量がなく、ベテランガイドでまわせてしまうから、とのことでした。

すでにお仕事を辞めたことを話しても、それはわたしが勝手にしたことだし、ツアーガイドというお仕事は状況が読めない仕事だから仕方ないことだと言われてしまい、話にならず・・・

少し前に話したときは、1ケ月後の6月からとなっていたものが、突然4ケ月後になろうとは、全く予想していませんでした。

ただ、他のツアー会社さんで働いている方々に話を聞いてみたところ、そういったことは日常茶飯事で、ワーホリで来ている人はそせん使い捨てのコマのように扱われ、結局、人が足りないときの穴埋め要員として、補欠扱いで雇われる存在ということがわかりました。

研修中はお給料が発生しない=会社的にはコストを掛けずに人材を確保しておける・・・

いわゆる、「飼い殺し状態」が行われるわけです。

せっかく、ツアーガイドになりたくて、頑張ろうとしている側からすると、かなり切ないことですよね。

理由2 : きちんと育てようとしてくれる人がいない

バンフにある日系のツアー会社さんのほとんどが、会社からワークビザを出して雇った元ワーホリの人や、現在ワーホリビザでカナダで働くことが出来る人を使って、夏の忙しい時期を乗り切ります。

ワークビザは、夏の間の半年(繁忙期)のみ会社から出るビザで、それ以上の期間出る人は、会社から必要とされていたり、期待されている人です。

そのため、ワークビザが1年以上出ている人は、その分プレッシャーが大きく、会社からビザを切られないよう必死です。

そのため、先輩ガイドは気持ち的にいっぱいいっぱいな人が多く、ワーホリで来た新人を育てる余裕など、正直ありません。

また、すでに移民としてカナディアン(カナダ国民)になっている人は、ワーホリで来た人に自分のお仕事を取られてしまう!と考える人がいるらしく、あまりきちんと教えてくれない人もいます(わざとデビューさせなかったり)。

もちろん、すべてのツアー会社さんのすべての人がそうだというわけではありませんし、きちんとした教育のもと、新人さんを育て、デビューさせている会社さんだってきっとあります。

が、いろいろなツアー会社さんで働いている人の話を聞くと、同じような返答が返ってくるので、わたしからすると、それがバンフの日系のツアー会社さんの実態なのでは?と思います。

理由3 : ガイドじゃなくて、添乗員!!

わたしは、研修で、先輩ガイドのツアーに同行させていただきました。

そこで感じたのは、はガイドではなくて、添乗員だ!!!ということでした。

上記にも書きました通り、わたしは沖縄で島の現地ガイド、シュノーケリングガイドとして働いていたため、ガイドというお仕事はこういうものだという認識がありました。

わたしの思い描いていたガイドのお仕事は、自分の運転する車または大型バスの場合はドライバーさん付きのバスでお客さまを観光スポットにご案内し、ゆったりと景色を楽しんでいただき、好きなように写真を撮っていただき、いろいろなお話をするうちにお客さまとの距離が近づき、自分もカナダの思い出の一部となる・・・

そういったお仕事を想像していました(そういうガイドになることを目指していました)。

が、実際は、決められた時間内で動き、ときにはお客さまを急かし、バスの中ではひたすらマイクで話し、最後はお土産や集合写真の車内販売を行う・・・

そういった一連の流れをみて、わたしが想像していたツアーガイドのお仕事とは随分異なり、これはまるでバスの添乗員みたいなお仕事だ!!!と思いました。

理由4 : やりたかったお仕事と違うため

わたしは、バスの添乗員さんは素晴らしいと思います。

どんなにお客さまの人数が多くても、一人一人きちんと数え、名前も覚え、バスの中で楽しませることが出来る・・・

とても立派なお仕事だと思っています。

が、わたしがやりたいと思っていたのは沖縄の座間味(ざまみ)島で経験したような現地のツアーガイドなので、これはちょっと違うな〜と感じ、辞めました。

理由5 : カナダの自然をゆったり楽しむため!!!

わたしにとって、ツアーガイドというお仕事は、大好きな接客をしながら、雄大なカナダの大自然を楽しめるお仕事、バンフ・ロッキー山脈の夏をお客さまと一緒に楽しめる特別なお仕事だと思っていました。

が、実際に研修としてツアーに同行して思ったことは、常に一人一人のお客さまに目を配らないといけない、お客さまの人数や行動を把握していないといけないため、どんなに綺麗な景色がそこにあっても、それを楽しむ余裕などツアーガイドには微塵もないのだ、ということです。

また、バスの中で山や湖の話をしても、お客さまはほぼお連れ様との会話に夢中か、疲れて寝てしまっているかのどちらかで、説明を聞いていない、聞いていてもすぐに忘れてしまう方がほとんどです。

デビューに備え、必死に暗記しても、現実はこういうものか・・・

そう思ったときに、分厚い資料を暗記するのに時間を費やすよりも、晴れた日に外へ出て、のんびりと日光に当たったほうが、何倍も自然を、バンフを楽しめるのでは?と、思いました。

また、プライベートでツアーコースをまわってみた際、まったくもって見える景色が違いました。

もちろん、お仕事とプライベートでは気持ちの面でまったくもって違うのは当たり前ですが、プライベートで山や湖を見たときに、あんなにも綺麗で、感動し、「これぞカナダだ!!!」と思えたことに驚きました。

カナダへ来てから初めて、心から大自然を楽しむことが出来ました。

そのとき、

綺麗な景色を見るのは、仕事としてではなく、プライベートが良い。

そう思いました。

飛び込んでわかったバンフツアーガイドの世界

わたしは今回、資金面の問題から、一度バンフのツアーガイドになることを諦めようとしました。

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が、性格上、やりたいと思っていることをトライする前から諦めることは嫌なので、とりあえずこの世界に飛び込んでみました。

飛び込んだあとに、実際に見えたこと、わかったことがたくさんあり、それが自分の思い描いていたツアーガイドのお仕事とは程遠かったこと、やりたかったお仕事と違っていたことを身にしみて知りました。

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思っていたお仕事と違うと感じたとき、自分に合わないと感じたとき、わたしはすぐに辞めることを会社に伝えに行ったわけではありません。

やはり、わたしなりにいろいろと考えました。

渡航前から、気になっていたツアーガイドのお仕事。

やりたいと思っていたお仕事に、自分が足を突っ込めている喜びも感じていましたし、ツアーガイドとして必要な知識も徐々に覚えはじめていました。

研修中は、いろいろと納得がいかないことばかりだったとしても、デビューしてしまえばこっちのもので、あとから振り返ったときに、研修中のつらかったり悔しかったりする気持ちは報われるかな・・・と考えたり、合わないからといって辞めることは、「逃げ」になるのでは?

と思って弱い自分を奮い立たせたり、もう少し頑張ってみようかなと思うこともありました。

が、思ったんです。

ワーホリのビザにはリミットがあるんだ!!!と。

限られたリミットの中で、理不尽なことに耐え、多大なストレスを感じつつも続けることに果たして意味はあるのか・・・と。

それよりも、未練は引きずらず、サッと手を放して次のステップに切り替えるほうが、何倍も良いのでは?と。

そして、わたしはツアー会社さんを退職することに決めました。

とはいっても、無給だったので、会社さん的なダメージはありませんし、最初から補欠要員だったわたしひとりが抜けたところで、困らないと思いますけどね(^^;

それでも、退職したことを伝えた同期たちが、びっくりするくらいわたしを惜しんでくれたことが嬉しくて、短い期間でも、わたしがいた意味はあったのだ、と思うことが出来て、良かったです。

何事にもトライ!!やれば、わかる

今回、気になっていたツアーガイドのお仕事にトライしてみて、最終的に「退職」という選択をしましたが、わかったことがあります。

それは、やれば、わかるということ。

もし、ツアーガイドというお仕事に対してやりたい気持ちはあっても、トライせずに諦めていたら、恐らくその気持ちをズルズルと引きずり、結果、トライしなかったことを後悔していたことでしょう。

トライしたからこそ、思い描いていた世界とのギャップ、自分には合っていないお仕事だということを知り、他の選択肢が広がったわけなので、わたしはトライしてみて本当に良かったと思っています。

自分で納得して辞めると決めて辞めたので、もちろん後悔はありませんし、むしろスッキリしています(・∀・)

「やれば、わかる」

これは、トライして初めてわかることです。

これからも、せっかくカナダにいるのだから、カナダでしか出来ないことにトライし、カナダだからこそ行けるところにたくさん行こうと思います。

わたしごとのご報告でした☆★☆

読んでいただき、どうもありがとうございました(・∀・)

カナダを楽しむために目指していたツアーガイド、カナダを楽しむために辞めました
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